北海道大樹町
大樹町は、北海道東部の十勝地方南部に位置し、西側に日高山脈が連なり、東側は太平洋に面した自然豊かな土地です。大樹町は「宇宙のまち」としても知られています。30年以上にわたり宇宙のまちづくりを続けていて、現在では、民間企業がロケットの打ち上げに挑戦するなど、革新的な取り組みが行われています。
<宇宙のまちづくり>
大樹町の宇宙のまちづくりは1985年から始まり、30年以上にわたって継続されてきました。この長期的な取り組みにより、大樹町は日本の航空宇宙分野における重要な拠点となっています。
2021年4月に本格稼働した北海道スペースポートは、民間にひらかれた商業宇宙港です。世界中の民間企業や大学研究機関が利用できる施設として、宇宙ビジネスの発展に貢献しています。
「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョンを掲げ、実現に向けて着実に前進しています。
<豊かな自然>
町内を流れる歴舟川は、清流日本一に輝いたこともある美しい川です。春には多くのカヌーイストが訪れ、川下りを楽しんでいます。
<酪農・畜産>
町内には広大な牧草地が広がり、多くの乳牛が飼育されています。2020年の統計では、乳用・肉用牛の総頭数は29,103頭にのぼり、そのうち乳用牛は24,045頭を数えます。冷涼な気候はチーズの生産にも適しており、町内には工場も。長年地元の方にも親しまれています。