北海道沼田町

沼田町は北海道空知管内北西部、札幌市から北へ約120km、旭川市から西へ約45㎞に位置している自然豊かな町です。町域のほとんどが山岳地で占められ、南部には水田地域が広がっているため、美しい山々と河川による清流がもたらす肥沃な土地に恵まれた四季の移り変わりを感じることができます。
<産業>

基幹作物である水稲を中心とした、麦や蕎麦、メロンやブロッコリー、加工用トマトの栽培など多彩な農作物を展開しています。
豪雪地域であることを逆手に取り、雪を保管して夏場に農産物の生産や貯蔵に利用する雪利用も進めています。特に雪冷房システムを利用して長く鮮度を保った状態で出荷できる「雪中米」を町のブランド米として流通させており、農業への雪利用の成果が形となって現れています。
<夜高あんどん祭り>

沼田町を代表する催しの一つが「夜高あんどん祭り」です。
毎年8月下旬に開催されており、2日間で約60000人もの観光客が訪れます。「ヨイヤサァー!」の掛け声とともに、全長12m、高さ7mもの巨大なあんどんが真っ向からぶつかり合い、お互いを壊しあう姿は、毎年多くの観客を魅了しています。
<自然・体験>

豊かな自然に恵まれた沼田町は、大自然と親しむ施設が充実しています。
特に町の中心地から約15分の距離にある幌新地区では、毎年7月上旬以降に多ければ2千頭以上のほたるを鑑賞することができる「ほたるの里」、実際の化石発掘を模擬体験できる「化石体験館」、様々な宿泊形態やイベントが開催されている「オートキャンプ場」、子供から大人まで自然と共存した暮らしを体験できる「そらち自然学校」が存在しており、徒歩圏内にある「ほろしん温泉ほたる館」では、露天風呂やサウナ、岩盤浴が併設されており、宿泊も可能となっております。