千葉県白子町

千葉県白子町は、長生郡に位置する自然豊かな町です。町の東部は九十九里浜に面し、白砂青松の美しい景観が広がっています。
九十九里浜は全長約66キロメートルの海岸で、日本の白砂青松100選と日本の渚百選に選定されています。また、天気の良い日には、西に富士山を仰ぐことができます。
白子町の特色
たまねぎとテニスの町

白子町の主要産業は農業と観光です。特に農業では、たまねぎの生産が有名で、肉厚でみずみずしく甘みの強い「新玉ねぎ」が特産品として知られています。毎年5月には「たまねぎ祭り」が開催され、地元農家さんで収穫体験ができるイベントとして人気を集めています。
九十九里浜を活かしたビーチリゾートとしての側面が強く、特にテニスを中心としたスポーツ観光が盛んです。白子自然公園は、南白亀川の両岸に広がる63.2ヘクタールの広大な公園で、野球やグラウンドゴルフなどが楽しめる人気のスポットです。
地引網発祥の地

白子町の観光名所には、九十九里浜地引網発祥の地があります。これは弘治元年(1555年)に紀州の漁師が漂着し、地引網漁法を広めたとされる歴史的な場所です。特産品としては、先述のたまねぎのほか、「白子流ブイヤベース」という地元の名物料理があります。これは地元の海の幸を活かした郷土料理として親しまれています。
健幸な町・白子町
白子町は「健幸で安心して暮らせるまちづくり」を基本政策の一つとし掲げており、健幸ポイント事業、学校教育、生涯学習、スポーツ、歴史・文化の振興に取り組んでいます。
また、観光においても「誰もが"健幸"になれるまち 白子町」をスローガンとしており、温泉やスポーツ施設、マリンアクティビティ、農産品、地域の歴史・文化などの資源を活用し、新しい観光のかたちづくりに取り組んでいます。