大阪府藤井寺市

藤井寺市は、大阪府南河内地域北部に位置する人口約3万5千人の市です。1966年に市制施行され、大阪市から南東へ約15kmに位置するベッドタウンとして発展してきました。
全国の市の中では5番目に小さい8.89平方キロメートルで非常にコンパクトな市です。世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産を有し、歴史と現代が融合した魅力的な街として知られています。
藤井寺市の特色
豊かな歴史遺産

藤井寺市には、世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産を含む27基もの古墳が存在します。特に津堂城山古墳は古市古墳群最古の大型前方後円墳で、自由に立ち入ることができる貴重な遺跡です。
また、西国三十三所観音霊場第五番札所の葛井寺や、菅原道真を祀る道明寺天満宮など、由緒ある神社仏閣が点在しています。
コンパクトで利便性の高い都市環境

藤井寺市は大阪府内で最も面積が小さい市ですが、近鉄南大阪線の3つの駅と西名阪自動車道の藤井寺ICを有し、交通アクセスに優れています。
比較的平坦な市域に医療機関やスーパー、金融機関などの生活施設が集中しており、歩いて暮らせる便利な環境が整っています。
特産品と観光拠点施設

藤井寺市の特産品には、道明寺糒(ほしい)、クラフトビール、いちじくを使ったクラフトコーラ、美陵うなぎなどがあります。
また、特徴的な外観を持つアイセルシュラホールは、本市から出土した古墳築造の際に用いられた古代の木ゾリ「修羅」と船形埴輪をモチーフとしており、本市のシンボル施設として長年にわたって存在感を示しています。
大阪・関西万博の開催に合わせ、古市古墳群周遊ルート上の最も主要な観光拠点として、訪れる方々に「タビマエ」・「タビナカ」・「タビアト」のどのようなシーンにおいても活用され、市民にも引き続き愛される施設としてリニューアルオープンしました。