島根県出雲市

島根県出雲市は島根県の東部に位置し、北部には国引き神話で知られる島根半島、中央部には肥沃な出雲平野、南部には中国山地が連なっています。また、「縁結びのまち 出雲」として全国に知られるとともに、山・川・湖・海といった多様な地形をもった自然景観と都市機能が共存し、そして漁業・農業・工業・商業が調和した地域です。

出雲市の特色

出雲市の観光

「縁結びのまち」として有名で、毎年旧暦の10月「神在月」には全国の神様が出雲の地に集まります。出雲大社には縁結びのご利益を求めて年間1,200万人の観光客が訪れています。
他にも荒神谷遺跡や西谷墳墓群といった古代遺跡、出雲日御碕灯台などの景勝地、さらには温泉や宍道湖湖畔の自然スポットも充実しており、歴史・文化と自然の両方を楽しめます。
特産品には日本三大そばの一つの「出雲そば」や「出雲ぜんざい」などのご当地グルメがあります。
 

出雲市の産業

生産額は県内有数規模で、工業団地には多様な企業が立地しています。
農業も盛んで、出雲平野の肥沃な土地を活かした米や野菜、デラウェアやいちじくなどのフルーツの生産や、日本海沿岸では漁港も多く、海産物も特産で、第12回和牛オリンピック肉質全国1位のしまね和牛などもあります。
また、子育て施設や病院、ショッピングモールへのアクセスもしやすく、近年は住みやすいまちとして子育て世代のみなさんに選ばれています。
 

出雲市が注力している取り組み

出雲市は「誰もが笑顔になれるまち」の実現に向け、「みんなが活躍する」「地域の魅力を生かした」「持続可能な」まちづくりを目指しており、定住人口の維持や雇用創出、交流人口の増加に力を入れています。SDGsや脱炭素社会の実現、安心・安全なまちづくりも重要なテーマです。地方創生にも積極的で、移住・定住の促進、観光誘客の推進、妊娠・出産・子育てへの切れ目ない支援の充実、高齢者や障がい者の社会参加への支援など、さまざまな分野で具体的な政策を進めています。たとえば、トキをシンボルとした環境保全プロジェクトや、若者の定住促進にも注力しています。
 
 

この自治体のプロジェクト