八戸市「本のまち八戸」電子図書館導入事業

Project プロジェクトの概要

八戸市では、令和7年11月から、実際に図書館に行かなくても、スマートフォン・タブレット・パソコンで電子書籍を借りて読むことができる『電子図書館』を導入します。より便利に本に親しむ機会を創出することで、「本のまち八戸」を推進します。

Details プロジェクトの詳細

電子図書館とは

電子図書館とは、場所や時間に縛られずに、いつでもどこでも好きな時に電子書籍の検索・貸出・返却・閲覧ができるサービスです。また、一部の書籍は、文字サイズの拡大機能や、音声読み上げの機能など、読書困難者や学習用のニーズにも対応しています。
 

八戸市図書館の現状

八戸市立図書館は、明治7年(1874)に八戸書籍縦覧所ができたことに始まり、八戸町立図書館、八戸市立図書館へと引き継がれ、令和6年(2024)に150周年を迎えた日本最古級の歴史ある図書館です。また、古文書庫を設置し、郷土資料の収集・保存にも力を入れています。
本館のほか2つの分館があり、蔵書数は約53万冊、年間利用者数は約36万人となっています。利用状況は、特に13歳から29歳までの利用が少ないことから、電子図書館の利用をきっかけに、若年層が本に親しむきっかけ作りと図書館の利用拡大が期待されます。
 

『本のまち八戸』の充実に向けて

「本のまち八戸」事業は、八戸市における市政運営の基本となる第7次八戸市総合計画に位置付けられ、子どもから大人まで幅広い世代の市民が本に親しむことができるよう、各種事業を展開しています。
電子図書館サービスの充実により、読書活動や本のある暮らしが当たり前となる、文化の香り高いまちとなることを目指します。
本事業へいただいた寄付金は、電子書籍の購入費に充てさせていただきます。

Benefits 企業へのベネフィット

  • 感謝状贈呈式の開催、市HP及び市SNSへの掲載
  • 電子図書館専用Webサイトへの掲載、図書館HP及び図書館公式Xによる周知
 
このプロジェクトへの支援の意義
次世代の読書環境を支える地域貢献 スマートフォンやPCで本に親しめる電子図書館の整備を通じて、若い世代の読書習慣と学びの機会を広げることに貢献できます。
地域文化の継承と発展に寄与 150年の歴史を持つ八戸市立図書館の新たな挑戦を支援し、「本のある暮らし」が根づく文化都市づくりに参画できます。
 

Partnership 自治体の紹介

青森県八戸市は青森県の南東部に位置し、太平洋に面した都市です。なだらかな台地に囲まれた平野が広がり、その平野を三分する形で馬淵川、新井田川の2本の川が流れています。三陸復興国立公園に指定されている「種差海岸」は、海岸線の美しさを堪能できるスポットです。代表的な景勝地の種差天然芝生地では、起伏のある天然の芝生が波打ち際まで覆い、その向こうに雄大な太平洋の眺望が広がります。

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