磐梯町 未来へ繋がるまちづくり事業

Project プロジェクトの概要

磐梯町では、子育て・教育・生涯学習を柱とした「未来へ繋がるまちづくり事業」を推進しています。子どもたちが自分らしく学び、成長し、やがて地域の担い手として活躍できるよう、町全体で多様な学びの機会や環境を整備しています。
また、大人も学び続けられる場を広げることで、世代を超えた共生と支え合いの土壌を育みます。「誰一人取り残さない共生社会の実現」を目指し、磐梯町は教育を軸としたまちづくりに全力で取り組んでいます。

Details プロジェクトの詳細

磐梯町がすすめる『あたらしい「磐梯の教育」』

磐梯町では令和7年度から、あたらしい「磐梯の教育」を推進しています。 主に0歳から15歳の保育・教育を重視し、磐梯町全体の生涯学習にもつながるよう取り組みを進めています。 磐梯町のミッション「町民すべてを幸せにする〜誰一人取り残さない共生社会の実現〜」を実現するため、子どもも大人も学び続ける人となる、あたらしい「磐梯の教育」を目指します。

『あたらしい「磐梯の教育」』のための具体的な事業

各学校に「教育プロジェクトマネージャー」を配置

【令和7年度より】 第一小学校、第二小学校、中学校に、町で雇用する「教育プロジェクトマネージャー」を1名ずつ配置しています。 これにより、一人ひとりの個別最適な学びと協働的な学びを行き来しながら「共に生きる」ことの楽しさと難しさを学べるような環境をつくることを促進します。
 

「学校選択制」の導入

【令和8年度開始予定】 第一小学校と第二小学校をそれぞれ特色ある学校にし、自分に合った・通いたい学校を「選択」できるように「学校選択制」を導入します。 子どもの自己選択・自己決定を重視した学びの場と機会をつくることにより、自分に合った「学び方」や「学ぶ環境」を身近な大人と共に選べるようにします。 令和8年度の開始に向け、令和7年度より学校見学相談会などの取り組みも進んでいます。
 

認定こども園の開園

【令和9年度開園予定】 0歳から就学前の子どもたちが共に過ごすことのできる認定こども園を開園します。 異年齢での学びや、園外の人たち、地域の方々との学びを積極的におこない、幼児期の発達段階に応じて「多様性」と「包摂性」の理解を深め、自分で選択し決定していく練習を積み重ねます。
 
 

学校給食の「魅力化」

磐梯町の給食の魅力化をはかるために、
  • たのしくおいしく食べることのできる「環境づくり」
  • 給食を「つくる」ひとたちとの顔の見える「関係づくり」
  • 地場産の食材を使った「献立づくり」
  • 持続可能性を重視した「食の循環づくり」 を推進します。
 

選べる放課後

子どもたちが「過ごしたい放課後」を選べる環境の実現を目指します。 部活動の地域移行だけでなく、学びの場、自然体験・外遊びの場をつくり、子どもたちが自分で、安心・安全な放課後の居場所を見つけられるように取り組みを進めています。
 

Benefits 企業へのベネフィット

       
      このプロジェクトへの支援の意義
      次世代の学びを支える先進的な教育モデルへの貢献 学校選択制や教育プロジェクトマネージャー配置など、全国でも先進的な取り組みを支援することで、教育分野における企業の社会的価値を高めることができます。
      地域に根ざした人材育成と共生社会の実現への参画 認定こども園の開園や選べる放課後づくりを通じて、多様な子どもたちが自ら学び選ぶ力を育てる環境づくりに貢献できます。
       

      Partnership 自治体の紹介

      福島県磐梯町は福島県会津地方の北東部、磐梯山や猫魔ヶ岳、厩岳山(うまやさん)の南斜面に位置し、約70%が磐梯朝日国立公園内の森林に覆われています。豊かな高原と水資源が自慢です。名水百選に選ばれた「磐梯西山麓湧水群」があり、稲作をはじめとする農業や、酒造りにも大きな役割を果たしています。

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